第108章 ゴミと関わる趣味はない

翌日、福田祐衣はC&Mグループに戻ってきた。

すでにアンユグループを引き継いでいるとはいえ、C&Mグループでの役職が正式に解かれたわけではない。今日はその手続きを済ませるために来たのだ。

手元の引継ぎ業務をすべて終えると、古川美月が不安そうに傍らに立っていた。

「福田さん、もう戻っていらっしゃらないんですか?」

福田祐衣は一瞬きょとんとしたが、すぐに笑みを浮かべた。

「たぶん、もう来ないわね」

「あの、じゃあ……アシスタントは必要ありませんか?」

古川美月は長い間躊躇っていたが、ようやくその言葉を口にした。

その言葉の裏にある意図を察し、福田祐衣は驚いて顔を上げた。

「私と...

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